皆さんはエクセルのワークシートを4分割できることをご存じでしょうか?
例えばものすごく大きな表を作成する際などは目的のデータを探すためにスクロールし続けたり、広範囲を選択したりするのに必要以上に時間を割かれます。
このような場合はワークシートを4分割する画面分割を使用することがおすすめです。
今回は画面分割の仕方について説明したいと思います。
画面を4つに分割する方法
① 画面を分割させたい位置を選択する。
※ 画面の分割は選択したセルの左上で4分割されます。
②~③「表示タブ」→「分割」を選択する。
④ 下の画像のように画面が分割される。
縦と横のスクロールバーも分割され、それぞれ個別にスクロールすることが可能です。
分割線の移動と削除
2本の分割線はそれぞれ移動させることができ、片方の分割線だけを削除することもできます。
表の縦か横のどちらかだけが長い場合は画面の分割は2分割で十分かもしれません。
分割線を移動する方法
① 分割線を変更したい位置までドラッグする。
② これで分割線が移動できました。
分割線を削除する方法
① 分割線の上にカーソルを合わせてダブルクリックする。
② 横の分割線が削除されて2分割画面になりました。
また表示タブの「分割」を再度選択することで、分割線を両方削除することができます。
分割した状態で範囲選択する方法
画面分割した状態で広範囲を選択することができるため、スクロールする手間が省けます。
① 左上の分割画面の始点のセルを選択する。
② 広げたい範囲の終点のセルを「Shift」+「クリック」する。
③ これで広範囲を選択することができました。
以上が画面の分割方法です。表が大きい場合などは画面の分割を行うと効率よく作業をこなすことができると思います。
画面の分割の仕方は簡単なので、ぜひ試してみてください。